プチプラでありながら、とっても万能な「バイオイル」。
低刺激なので敏感肌や乾燥肌の人も使いやすいのに、保湿効果は高いのです。
ですが、「バイオイル危険」という口コミも気になるところ……。
バイオイルの成分や効果を調べ、危険と言われる理由も調査したのでシェアします!
バイオイルとは
バイオイルは全身の保湿ケアに使える、世界中で愛されている美容オイルです。
1987年に南アフリカ共和国で発売され、現在は162カ国で販売されています。
人気の秘密は、バイオイル独自成分の「ピュアセリンオイル」が配合されていること!
「ピュアセリンオイル」は12年もの研究から生まれた成分で、お肌の角質層まで浸透し、保湿ケアをしてくれます。
バイオイルで期待できる効果
バイオイルには、以下のような効果が期待できます。
- 乾燥肌の保湿
- 妊娠線・肉割れ線
- ニキビ跡・傷跡
乾燥肌の保湿
お顔のスキンケアとして使うと、お肌にハリが出て、乾燥による小ジワの改善にも期待できます。
バイオイルには、ピュアセリンオイルなどの高い保湿成分が入っていて、これらの成分が、お肌をうるおしてくれるのです。
お顔だけでなく、全身の乾燥対策にも使えますよ。
妊娠線・肉割れ
妊娠線や肉割れはできてしまってからでは消すことができないため、保湿での予防が大切です。
妊娠中に急激にお腹が大きくなることによってできてしまう「肉割れ」のこと。お腹や太もも、おしり、腰、バストにできる場合も。
バイオイルは保湿効果が高いので、妊娠線予防・肉割れ予防にも効果が期待できます。
わたしは妊娠線対策にバイオイルを使いましたが、妊娠線は一度もできませんでした!(子ども3人)
妊娠線は、急に伸びる皮膚についていけなかった真皮の断裂で起こってしまうため、保湿をしてお肌をやわらかくしておくことで、真皮の断裂を防ぐことにつながります。
できてしまった後もバイオイルで保湿すると、お肌が柔軟になり、お肌をきれいに見せてくれるので目立ちにくくなります。
ニキビ跡・傷跡
保湿をすることでお肌が柔軟になり、ニキビ跡や傷跡もきれいに見せてくれる効果が期待できますよ。
ニキビ跡や傷跡はお肌のターンオーバーにより徐々に薄くなりますが、乾燥などでお肌が荒れていると、ターンオーバーが乱れてしまいます。
バイオイルにはターンオーバーを整える成分も配合されているため、色素沈着の改善にも期待できますよ。
傷跡にはココナッツオイルもおすすめ!
バイオイルの成分
バイオイルの成分は以下の通りです。
ミネラルオイル、トリイソノナノイン、エチルヘキサン酸セテアリル、ミリスチン酸イソプロピル、パルミチン酸レチノール、酢酸トコフェロール、ラベンダー油、ローズマリー葉油、ローマカミツレ花油、ビサボロール、トウキンセンカ花エキス、ダイズ油、ヒマワリ種子油、BHT、香料、赤225
引用元:バイオイルのパッケージ
「ピュアセリンオイル」とは?
「ピュアセリンオイル」とは、エチルヘキサン酸セテアリルとミリスチン酸イソプロピルの混合成分のことをさします。
バイオイルの高い保湿効果の秘密は「ピュアセリンオイル」です。
これらのエモリエント成分は、お肌からの水分を蒸発させない効果が期待できる成分なんですよ。
皮膚にあぶらの膜を張り、お肌の水分蒸発を防いでうるおいを保つこと
エチルヘキサン酸セテアリル
エチルヘキサン酸セテアリルは皮脂膜に近い働きをし、お肌の水分の蒸発を防ぎます。
のびがよく、ベタつきが少ないさらりとした感触で、肌なじみがよいです。
エチルヘキサン酸セテアリルは安全性の高い成分で、敏感肌用のスキンケア用品にも使われている成分なんですよ。
ミリスチン酸セテアリル
ミリスチン酸セテアリルは保湿力に優れていています。
肌への浸透性が高く、肌なじみもよいです。
粘度が低く、さっぱりとした感触であるため、テクスチャーをよくするために他の油分と合わせて使われます。
整肌成分「ビタミンA(レチノール)」配合
ビタミンAのお肌への効果は次のとおりです。
- お肌のターンオーバーを整える
- コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促す
- 毛穴つまり・ニキビの抑制
ビタミンAが不足すると、お肌の乾燥します。
ビタミンAとは、レチノール、レチナール、レチノイン酸の総称です。
バイオイルに配合されているレチノールのは「パルミチン酸レチノール」。
レチノールには数種類ありますが、その中でも「パルミチン酸レチノール」は皮膚への刺激が少なく、安定性の高い成分です。
敏感肌用の化粧品に使われることが多く、敏感肌の人でも安心して使えます。
整肌成分「ビタミンE」配合
バイオイルには抗酸化成分である「ビタミンE(酢酸トコフェロール)」が配合。
ビタミンEには抗酸化作用があり、シミ・シワ・たるみなどの老化を防止する効果が期待できます。
また、ビタミンEには血行促進作用もあり、肌荒れ・ニキビ予防にも効果的です。
血行促進作用は新陳代謝促進にもつながり、お肌のバリア機能が保たれます。
4種の植物由来の天然オイル保湿成分配合
- ラベンダーオイル
- ローズマリーオイル
- カモミールオイル(ローマカミツレ花油)
- トウキンセンカエキス
配合されている4つの天然成分は、お肌にうるおいを与える保湿効果が高いだけではなく、殺菌効果や、新陳代謝促進、消炎作用など肌トラブルを改善してくれる効果が期待できます。
バイオイルの成分は危険?口コミも調査
「バイオイル 危険」なんて口コミもあり、心配になりますよね。
わたしも使う前に成分や危険と言われる口コミを調べましたので、危険と言われる理由をシェアします。
ミネラルオイルが肌によくない印象
バイオイルは石油系由来の鉱物油「ミネラルオイル」が主成分です。
敏感肌用の化粧品には「鉱物油不使用」の文字を見かけることもあるため、「ミネラルオイルはよくないのでは?」「バイオイルは大丈夫?」と思ってしまいますよね。
精製技術が不十分だった頃は、オイルに不純物が混ざっていて酸化や肌の油やけを起こすこともあったそうですが、現在は非常に精製度の高いオイルを作ることができるため、安全性は高いそうです。
ミネラルオイルと酢酸トコフェロールだけが原料の「ベビーオイル」や、病院でも処方される「プロペト」も石油由来のミネラルオイルを精製した軟膏なんですよ。
プロペトはお肌が荒れている時に重宝するワセリンだし、眉毛脱色する時の保護にも使えるし、個人的にはミネラルオイルには悪い印象はないので、気にしなくていいかなと思っています。
香料を使用している
バイオイルは、ローズ調の香料を使用。
ラベンダーやカモミール・ローズマリー等の天然オイルに、ローズ調の香料を加えた香り(ハーバルフローラル調の香り)です。
引用:小林製薬株式会社
バイオイルは世界各国で使われていますが、日本で販売されているものは日本の「化粧品基準」をクリアしているものです。
化粧品に使われる香料は、化粧品基準に基づいた厳しいチェックがあるので、安全性などの心配は必要ないでしょう。
とはいえ、香料とは人工的なものですし、バイオイルは「ザ・化粧品」といった感じの、結構しっかりめの香りがします。
ビタミンa含有がいいと思う!バイオイルはコスパもいいし、ビタミンaももちろん入ってるし😊 私も試そうと思ってるのに、うちにあるのは海外製でまじで香料がすさまじく、つい手が伸びなくなってしまった🤣
— mimi |ベビーオイル洗顔 (@mimitan090909) June 21, 2020
また、「香料がお肌に合わない」「香料が気になる」といった口コミもありました。
@cosmeの口コミを読んでると、バイオイルは着色料と香料が入っているので、敏感肌の人は痒くなってますね。普通肌の人にはニキビ跡が薄くなる等の効果あるみたいです。私は試すまでもなく、無理ですね。。残念、効くのなら傷跡のあるアトピーの人には朗報だったのに。。
— 蒼 aoi (@aoiioa) January 24, 2010
バイオイル、パルミチン酸レチノールが入っててそれはいいんだけど香料と着色料が入ってるのが気になりすぎて使えない🥲
— たらこちゃん(美容垢 (@tarabeauty_co) October 4, 2021
無香料、無着色タイプを出してくれたら私のような人が買うかもしれないのにな…ね、小林製薬さん…
わたしも敏感肌なのではじめて使う時は「香料がネックだな〜」と思いましたし、「わざわざオイルに香りつける必要ある?」とも思ってしまいました。
そしたらなんと、そういう声が多かったのでしょうか、天然成分100%のバイオイルナチュラルが発売されています!
わたしが購入した時はマツモトキヨシとココナラファインの限定発売だったのですが、現在はAmazonでも先行発売されるようになって、買いやすくなってうれしい〜。
香料が気になる人は、バイオイルナチュラルをぜひ!
着色料を使用している
バイオイルには「赤225」というタール系色素が使われています。
着色料はアレルギーや発がん性といったリスクがあり、わたしも食品関係では避けています。
口紅など、着色料を使用している化粧品は多くありますね。
できれば着色料を使っていない化粧品を使いたいと思っているのですが、化粧品は食品よりも規制が緩いそうです。
バイオイルに使用されている着色料「赤225」は成分表示の1番最後に記載されているため、使用量は多くはないでしょう。
危険性があるとは言えないものの、「オイルがピンクである必要ある?」というのが本音。
ひまし油が使いづらかったので次は傷跡にバイオイル買ってみた。傷跡が薄くなるのはどうもホントっぽいんだけど着色料が気になる。無着色でいいのに何でわざわざ有害と言われるタール系色素入れるかな。
— satoco (@satoco20210607) September 21, 2022
バイオイルより少し価格が高くなっても、香料・着色料が気になる人は天然成分100%の「バイオイル ナチュラル」を使う方がよさそう!
バイオイルの効果は?成分は危険?|まとめ
バイオイルは危険?という口コミが気になり成分を調べ、実際に使ってみました。
危険と言われる理由は、香料・着色料を使っているというのが大きいようです。
香料・着色料は使われていますが、日本の基準もクリアしているので、危険性はそこまで心配しなくてもいいかもしれません。
わたしも敏感肌なのでとても気になるところでしたが……。
実際にはバイオイルに期待できる効果はたくさんあり、使用感もいいしコスパも最高!
プチプラなのにすごいな〜と思っています。
今は天然成分100%のバイオイルナチュラルがお気に入りですが、成分で荒れたりしない人はバイオイルを試してみてもいいかもしれません。
バイオイルは、価格が安いし使用感がサラサラといったメリットもありますよ。
バイオイルとバイオイルナチュラルのレビューや、違いもまとめていますので、こちらもあわせてチェックしていただけるとうれしいです!