プチプラで優秀な美容オイルといえばバイオイル。
敏感肌なので、「あんまり安すぎるものは心配」と思っていましたが、バイオイルを使ってみてその効果の高さにびっくり!
保湿効果は高いし、ベタつかなくて使いやすいし、価格も安い!
毎日のスキンケアや妊娠線予防で大変お世話になったバイオイルは、お肌とお財布にもやさしいアイテムです。
バイオイルの効果的な使い方
わたしはバイオイルを以下のように使っています。
- 基礎化粧品の最後に使う
- リキッドファンデーションに混ぜて使う
- ヘアオイルとして
- 妊娠線予防に使う
- 全身の保湿
基礎化粧品の最後に使う
「化粧水→乳液(美容液)→バイオイル」の順番で使っています。
基礎化粧品はそれぞれの以下の役割があります。
水分量 | 油分量 | 特徴 | |
---|---|---|---|
化粧水 | 多い | 少ない | お肌に水分を与えてくれる(保水力) |
乳液 | 中間 | 中間 | 水分+油分が含まれている。化粧水で潤ったお肌の水分が蒸発しないようにフタをする(保湿力) |
オイル | なし | 多い | うるおいを閉じ込める保湿効果が高い |
化粧水・乳液に含まれる美容成分を、バイオイルでしっかりとフタをして閉じ込めるイメージで使用しています。
ブースターとして使う
化粧水の前に使うオイルを「ブースター」といい、お肌をやわらかくして化粧水の浸透力を高めます。
わたしは、「ちょっとお風呂に長く入ろう」そんなときに、入浴中の乾燥を防ぐために使っています。
入浴中って、湿度の高い空間なのに、なにもつけていないと肌がつっぱってくるんですよね。
なので湯船に入る前に、バイオイルを一滴ほどお顔につけています。
これだけで入浴中の乾燥はなくなるし、お肌もっちり!この使い方が、結果としてブースターの役割をしているのかなと。
「じゃあなんで基礎化粧品の前には使わないの?」となるかもしれませんが、これは感覚的な問題で、オイルを使った後に化粧水を使うと弾いてしまいそうだからです。
でも入浴中に使うと、お風呂を上がる時にはもうオイルがお肌になじんでいる感じがします。
オイルには親水性のあるオイルもあるため、全てのオイルが水を弾いてしまうわけではないんです。
ブースターとして使うオイルにも向き不向きがあります。
公式サイトには、化粧水の後に使うよう記載があるので、ブースターとしておすすめされているわけではありませんが、入浴中の乾燥対策に使うといい感じですよ!
リキッドファンデーションに混ぜて使う
リキッドファンデーションは油分の多いファンデーションですが、それでも季節によっては乾燥しますよね。
リキッドファンデーションにほんのちょっとだけ、バイオイルを混ぜて使うと乾燥対策になります。
バイオイルはサラッとしているテクスチャーなので、リキッドファンデーションに混ぜても分離せずいい感じになじんでくれます。
ファンデーションの重たい感じもなくなるので、ナチュラルメイクさんにはよりおすすめ!
ファンデーションとの相性もあると思いますが、気になる方は試してみてくださいね。
私が使用しているリキッドファンデーションNオーガニック& WOLF ファンデーション です。
伸びもよくなって塗りやすく、お肌のツヤ感もアップします!
ヘアオイルとして
ヘアオイルとしても使えます。
- シャンプー後、ドライヤー前の濡れた髪の毛に
- スタイルングオイルとして
ベタベタした髪の毛は清潔感がなくなりますが、乾燥してパサパサした髪の毛は年齢を感じさせてしまいます。
適量使うだけで、まとまりのあるきれいな髪の毛にみせてくれますよ。
ただ、髪の毛に使うならココナッツオイルのほうが使いやすいです。
バイオイルは髪の毛に使うと、ちょっと重たく感じる印象。ほんの少しを後毛とかの束間に使うくらいがいいかなと思います。
妊娠線予防に使う
3人出産していますが、妊娠線予防にバイオイルを使用して、妊娠線ができませんでした。
妊娠線予防に大切なのは保湿。
保湿効果が高く、よく伸びるから少量OK。プチプラなので1日に何度でも惜しみなく使えるのもいいところです!
基礎化粧品のように、お腹に妊娠線クリームをつけて水分をあたえてから、バイオイルでフタをするイメージで使うとより予防効果は期待できるでしょう。
全身の保湿
お顔のスキンケアに使った後は、、そのまま全身にも伸ばして使っちゃうことも。
ただオイルなので、全くベタベタしないわけではありません。
わたしは、手に残っているオイルを肘を中心に塗って、手のひらについた余分なオイルを拭き取っている感じ。
肘の保湿&手のひらのベタつきがなくなって一石二鳥!
「かかと」「ひじ」「ひざ」など、気になるところに少し塗るだけでお肌のガサガサがやわらぎますよ。
【レビュー】バイオイルの使用感と使った感想
実際にバイオイルを使って私が感じた変化や使用感は、以下のとおりです。
- お肌もっちり・すべすべ
- 目の周りの小ジワが減った
- 目元のたるみが改善された
- 妊娠線ができなかった
お肌もっちり・すべすべ
バイオイルを使い始めてからお肌にハリが出て、もっちりしているのを感じます。
オイルは保水力より保湿力が高い特徴がありますが、まさにその通り!
化粧水や乳液の後に使うと、水分を閉じ込めてくれている感じがします。
また、乾燥でガサガサしているお肌にツヤがでて、すべすべになる!
わたしは常に乾燥を感じているような超乾燥肌なのですが、バイオイルを使うと化粧ノリがよくなっています。
目の周りの小ジワが減った
目の周りにあった、いかにも乾燥してできているような小ジワが減りました!
正確には目立たなくなった?のかもしれませんが、お肌がぷっくりして、うるおいをキープできていると、目元の小ジワは目立たなくなります。
マスク生活の現在、特に目元の小ジワって気になります。
他の人の目元の小ジワにも目がいくようになっていませんか…?
ということは、自分も見られている…!
大きなシワを無くすことはできませんが、小じわが目立つカサカサ疲れたお肌ではなくなります。
目元のたるみで目が三角に…改善!
目元のたるみが改善されたのは、私ではなく母(58歳)です。
加齢による目元のたるみで、目が三角になっているのが悩みでした。
バイオイルを使い始めて、あきらかに目がぱっちりしているんです!
バイオイルでたるみがなくなったというよりは、乾燥していた目元がうるおいを保って、ハリが出ているからだと思います。
目元にハリが出て、お化粧もしやすくなっているそうです。
母は寝る前に、気になる目元にたっぷりとオイルを塗っているそうです。
ただ、「たくさんつけてもお肌に吸収される量は同じ」「服などについてもったいない」と美容皮膚科勤務時代に学びましたので、使用量は適量でよいと思います。
でも、誤った使い方でなければ、自分がいいと思う方法でお手入れする方がモチベもあがりますよね!
妊娠線ができなかった
子どもを3人出産していますが、妊娠線は一度もできませんでした。
妊娠前のウエスト約60cm、臨月時は100cm近くまで成長したお腹ですが、妊娠線専用の特別な妊娠線クリームは使用したことはありません。
バイオイルだけの使用ではなかったのですが、バイオイルとキュレル ローションを併用してとにかく保湿していました。
お風呂上がりは、顔のスキンケアついでにお腹にもバイオイル、朝は着替える時にキュレルローションといった感じで使っていましたよ。
以前勤めていた美容皮膚科の院長が「市販の保湿剤でおすすめなのはキュレル」と言っていたので使ってました!
お風呂上がりは体にも水分があるので、バイオイルで閉じ込めつつ保湿。
朝はキュレルローションで保水+保湿ができていたのが、結果的に良かったのかな?なんて思っています。
バイオイルのデメリット
成分的にも使用感的にも大好きなバイオイルですが、気になる点が2つあります。
- 香料が入っている
- 着色料を使っている
この2点に関しては、バイオイルは危険?の記事でも説明していますので、気になる方はチェックしてみてください。
香料が入っている
バイオイルには、ローズ調の香料が使われています。
ラベンダーやカモミール・ローズマリー等の天然オイルに、ローズ調の香料を加えた香り(ハーバルフローラル調の香り)です。
引用:小林製薬株式会社
香りは、「子どもの頃かいでいたお母さんの化粧品の香り」といった感じで、少し懐かしさのある、昔のお化粧品っぽい香りがします。
特に嫌いというわけではありませんが、匂いは結構しっかりめです。
香料が含まれることの危険性は、日本の化粧品基準をクリアしているので問題ありませんが、「香料を使う必要がある?」と思ってしまうのが正直なところ……。
わたしは敏感肌なので、何で肌荒れをしてしまうかわからないし、できれば必要ない成分は含んでほしくありません。
結果的にバイオイルで肌荒れすることがないためで大丈夫なのですが、購入前には気になるポイントではあります。
着色料を使っている
バイオイルには「赤225」というタール系色素が使われています。
「なんでピンク色にしてるの?」と思っております……。
着色料はアレルギーや発がん性といったリスクの心配があるので、できれば避けたいところ。
着色料を使っていない化粧品を使いたいのですが、化粧品は食品よりも規制が緩いそうです。
口紅など、着色料を使用している化粧品は多くありますね。
実際に使っていてお肌の調子がよいので使っていましたが、なくてもいいならなくしてほしい!と思っています。
現在は、香料・着色料が使われていない、天然成分100%の「バイオイル ナチュラル」のほうがお気に入りです。
バイオイルのメリット
次にバイオイルのメリットを紹介します。
- パラベン・アルコール不使用
- ノンコメドジェニックテスト済み
- ベタつかないからオールシーズン使いやすい
- 伸びがいいのでコスパ最強
- サイズは4つから選べる
- ドラッグストアでも買える
パラベン・アルコール不使用
バイオイルは、パラベンフリー・アルコール(エタノール)フリーです。
パラベンは防腐剤として使われる成分ですが、敏感肌の人にとっては、アレルギー反応を起こして赤みや肌荒れを起こしてしまうことも。
パラベンフリーの製品はお肌に優しく作られているものが多いので、安心して使えます。
また、エタノールも使用していません。
敏感肌やアルコールで肌荒れを起こしたことのある人も使いやすいですね!
ノンコメドジェニックテスト済み
ニキビができにくいかを確認するテストのこと
コメドは日本語で「面ぽう」と呼ばれ、毛穴が塞がれて皮脂や角栓が詰まって小さく膨らみ、白ニキビができてしまう状態です。
ノンコメドジェニックの化粧品は、コメドを発生させないよう、毛穴を塞ぐ成分やニキビの原因となるアクネ菌を増殖させない成分構成になっています。
私は昔からニキビができにくい体質なのですが、バイオイルはニキビで悩む友人から教えてもらい知りました。
オイリー肌だけど乾燥はするそうで、びっくりするほどほんのちょっとのバイオイルを、目元やほうれい線の気になるところに塗っていた友人。
昔から顔や背中にニキビがひどく悩んでいたのですが、「バイオイルを使っていてニキビが悪化することはない」と言っていました。
ちなみに昔はニキビに悩んだことのない私ですが、30歳をすぎてから生理前は大きなニキビがひとつふたつできてしまうのが悩み……。
少し前までノンコメドジェニックという言葉すら知りませんでしたが、白ニキビもできるようになってしまい、化粧品にも気をつけなくては!。
伸びがいいのでコスパ最強
バイオイルはとても伸びがいいです。
前項でもお伝えしましたが、友人が使う量は一滴程度のほんのちょっと。
本当にちょっとの量でしっかりと伸びるので、使う量が少なくすむので、コスパ最強です。
私は顔全体と、首、肘まで広げて使うので、一度に5滴くらい使っています。
1日2回使っても、25mlで2ヶ月は使えていますよ。
オイルなので酸化すること、パラベン(防腐剤)を使用していないことを考慮して、2〜3ヶ月くらいでは使いきれる量を意識して購入しています。
酸化しにくいココナッツオイルもお気に入りアイテム!
べたつかないからオールシーズン使いやすい
オイルですが、サラッとしている軽い使用感です。
オイルによってはつけたあとしばらくベトベトしているものもありますよね。
バイオイルは重たい感じのオイルではないので、肌なじみがよく、夏でも使いやすいです◎
サイズは3つから選べる
バイオイルは、3つのサイズがあります。
サイズ | バイオイル 25ml | バイオイル 60ml | バイオイル 125ml |
価格(税込) | 770円 | 1,760円 | 3,080円 |
夏は25ml、冬は全身に使うので125mlを購入し、どちらも2〜3ヶ月で使い切る感じです。
価格もお手頃で、小さいサイズもあるので試してみやすいですよね!
ちなみに200mlサイズもあったようですが、現在は見つけられませんでした。
並行輸入品のバイオイルであれば200mlサイズも販売していましたので、大容量が欲しい人はこちらを試してもいいかもしれません。(わたしは英語が読めないので……。)
ドラッグストアでも買える
バイオイルはドラッグストアでも売っています。
家の近くのドラッグストアには、3サイズとも置いてありますが、店舗によって異なると思います。
取り扱いに関してはお近くのドラッグストアに確認してくださいね。
バイオイルの効果的な使い方|まとめ
バイオイルは手軽に購入できて、使い勝手もいいです。それでいて保湿効果も高い!
気になる点もありますが、なんだかんだお肌に合っていて使っていて調子がいいです。
バイオイルには「バイオイルナチュラル」といった天然成分100%のオイルもありますが、個人的にはバイオイルナチュラルの方がお気に入り。
ただ、天然成分やオーガニック成分で作られているものでも、かえってそれが刺激となり合わないこともあるので、ご自身に合う化粧品を使うことが大切だと思っています。
小さいサイズもあるし価格も1,000円以下と安いので、試してみやすいですよ。