キャンプ中にできる夏休みの工作「ドリームキャッチャー」の作り方を紹介します!
みなさんは子どもとキャンプへ行ったら、どのように過ごしていますか?
わが家の子どもたちは虫が大好きなアウトドアっ子なので、自由に虫探しをしたり、キャンプ場内を探索したりして過ごしています。
夏休みは毎週のようにキャンプに出かけているので、今回はキャンプ場で夏休みの自由研究に工作をしました!
ご紹介するドリームキャッチャーは、子どもでも簡単に作れて、工夫次第では1〜6年生とどの学年でも立派は自由研究や夏休みの工作作りになりますよ!
秋や冬の寒い時期や雨の日は、テントの中にこもって作るのもおすすめ!
ぜひ参考にしてくださいね♪
キャンプで工作【ドリームキャッチャー】
作ったドリームキャッチャーは全部で3つ。
左から小学2年生(男子)、小学4年生(女子)、わたし(母)の作品です。
ドリームキャッチャーとは?
ドリームキャッチャーは、北アメリカ先住民インディアンであるオジブワ族によって手作りされた伝統的な魔除けのお守りです。
眠っている子どもを悪夢から守るという意味を込めて作られ、寝室に飾られていたそうです。
このような飾りを見たことがある人も多いと思います。
本来は柳の枝を曲げて輪っかにし、糸を張って蜘蛛の巣のように見立てて作られていました。
『輪の網に引っかかった悪夢は、朝日に照らされて消え去り、よい夢は輪の網を通り抜けて人に運ばれてくる。』
そんな願いが込められて作られた伝統的なお守りです。
羽に込められた意味
よい夢は、羽を伝って運ばれてきて、眠っている人の元へ入ります。
『羽がふわふわと落ちるようにゆっくりと』そう願いをこめて用いられています。
ビーズに込められた意味
ビーズは、よい夢がたくさん捕まったことを意味します。
ビーズがひとつだけの場合は、蜘蛛の巣のクモを表しているそうです。
【材料・道具】ドリームキャッチャーをキャンプ場で手作り工作
糸はなんでもOKです!お好きな糸を選んでくださいね♪
小学校低学年のお子さんや細かい作業が苦手な子は、毛糸などの太めの糸を選ぶと、枝に巻く時に難しくなくていいですよ。
枝はキャンプ場で拾いました!
枝探しから!というのがキャンプならではで、よきではないでしょうか♪
【作り方】ドリームキャッチャーをキャンプ場で手作り工作
完成イメージはこちら↑
枝選び
完成時の形をイメージして、枝を選びます。
ちょうどよい長さがなければ、手で折るか、のこぎりにチャレンジしてみるのもいいですね!
完成イメージができたら、枝に糸を巻いていきます。
枝に糸を巻く
巻きはじめは糸がほつれてこないように少し重ねて巻いてくださいね。
全ての枝に巻いていきます。
枝を重ねて、糸で結ぶ
写真にように、枝を糸でぐるぐるまいて固定します。
飾りをつける
糸を垂らしたり、あれば羽をつけたりと好きなようにアレンジしましょう♪
わが家は羽がなかったのでビーズをつけました!
完成
飾るための紐をつけて、完成です。
ドリームキャッチャーを夏休みの自由研究・工作にしよう
簡単に作ることのできるドリームキャッチャーは、夏休みの自由研究や工作におすすめです!
ただ、高学年の子が写真のようなものを作るのでは「ちょっと物足りないかな…。」とも思いますよね。
ドリームキャッチャーは工夫次第で、低学年はもちろん、高学年でも自由研究・工作にすることができるので大丈夫です!
夏休みの自由研究・工作にするための工夫を、学年別で紹介します。
【低学年】小学1年生・小学2年生
細かい作業があまり得意ではないので、太めの枝を選んでいます。
太めの枝を選ぶことで、ちまちま作業しなくて済みますよ。
1年生・2年生の低学年の場合だと、ドリームキャッチャーを手作りするだけで立派な夏休みの工作に!
【中学年】小学3年生・小学4年生
細めの枝を選び、形も三角ではなくひし形に。
完成品と、ドリームキャッチャーの由来や作り方を模造紙に書いて夏休みの自由研究・工作にしました。
【高学年】小学5年生・6年生
写真は円形ですが、枝の数を増やし六角形にしたり、つる枝があれば円にするなどとひと工夫を。
高学年では、中央にくもの巣に見立てた糸を張らせてみてはいかがでしょうか。
きれいに編めればよいですが、難しければ好きなように糸をはるだけでもじゅうぶんです。
高学年も、作った完成品とドリームキャッチャーについてを模造紙などにレポートを書きましょう。
キャンプや夏休みの工作におすすめな「ドリームキャッチャー」の作り方まとめ
ドリームキャッチャーは材料も少なく、簡単に作ることができますが、見栄えのよい作品です。
わが家の子どもたちの作品は、ふたりともクラス代表に選ばれて、校内の特別展に展示されていました。
飾りやすいのもあるかな?笑
と、思うところもありますが、子どもは純粋によろこんでいます!
あなたのお子さんも選ばれるチャンスがあるかも?!
夏休みの工作としてだけではなく、キャンプ場での楽しみのひとつとして作ってみてはいかがでしょうか♪