無添加おやつの定番といえば干し芋♪
芋類が苦手な人でも干し芋は好きな人、実は多いですよね!
干し芋って、さつまいもを蒸して干すだけで作れる簡単おやつなんです。
「干す」という工程がちょっと面倒くさく感じるかもしれませんが、やってみたらなんてことないですよ♪
毎日手をかけて作る干し芋は格別でおいしい~!
材料と用意するもの
材料
- さつまいも …作りたい量
品種はお好きなものを選んでくださいね。
用意するもの
- 蒸し器
- 干すためのザルor網
工程の中で鍋帽子を使用していますが、なくても作れますのでご安心ください。
使っているものを最後に紹介しています!
作り方
さつまいもを蒸す
さつまいもをよく洗う。
鍋に適量の水を入れ、蒸し器とさつまいもを入れる。
※さつまいもが長かったので半分に切っています。
蓋をして、沸騰したら弱火で1時間ほど蒸す。
蒸し時間は鍋や火力によって多少前後します。
蒸し終わりは竹串がスッと通るくらいを目安にしてください。
弱火でじっくり蒸すことで甘みが増します。
火加減が強いと中までしっかり蒸しきれなくて、干しているときに白くなる原因に!
鍋帽子を使って光熱費節約!
鍋帽子を使う場合は、
沸騰してから中火で15分加熱。
鍋帽子を1時間ほどかぶせる。
こちらも竹串がスッと入ればOKです。
鍋帽子がない場合は、
- 新聞紙+バスタオル
- 新聞紙+ブランケット
でくるんで保温調理も出来るので、光熱費が気になる方はやってみてくださいね!
かぶせておくだけで保温調理が出来る便利グッズです。
熱いうちに皮をむく
蒸し終わったら、熱いうちに皮をむく。
熱いのでキッチンペーパーでさつまいもを持って、テーブルナイフを使うとむきやすいです。
左から順番にむきました。
このように熱々だときれいに皮がむけますが、少し冷めただけでむきにくくなります。
祖母の作る干し芋は皮つきなので、皮が多少残ってても気にしない♪
蒸したさつまいもを切る
少し冷めてから好きな形、大きさに切る。
今回は1㎝幅で縦長と輪切りにカット。
輪切りは試食用です!
天日干しする
ザルまたはネットに並べる。
天日干しで1日1回は上下ひっくり返す。
夜は室内に取り込む。
お好みの硬さになるまで数日干してください。
※写真の大根は、たくあん用に一緒に干しました。
2日目~4日目の経過
半日干してこのような状態です。
側面が少し乾いて固くなっています。
全体的にまだまだしっとり感あり。
2日目。側面はいい感じに乾いてきています。
味見してみると柔らかく、ねっとりしていて美味しい。
もうこれくらいで完成にしてもいい感じ。
でも今回は少し硬めの干し芋を目指しました!
3日目。前日より甘みが増している!(ように感じました)
触った感じもちょうどよい感じに乾燥しています。
大きいのはまだ中心が柔らかいです。
4日目、甘みも増して干し芋感が強い。
好みの欲しい芋になったので、完成です!
出来上がり!簡単なのに、絶品干し芋!
今回は子ども達にしっかり噛んでほしくて、4日間乾燥させました。
美味しすぎるので、柔らかいとあっという間になくなっちゃうんですよね…。
2日目くらいがまだ水分が残っていてねっとりやわらか!私はこちらが本当は好み♪
長女は今回作ったくらいの硬いのが好みらしいです!
厚さや硬さも好みに合わせて作れるのがいいですよね◎
干し芋は水分が残っているとカビの原因にもなってしまいます。
しっかり乾燥させていれば冷蔵庫で1週間くらい日持ちしますが、すぐ食べられない方は冷凍保存もおすすめです。
わが家は数日でなくなっちゃいます!
というか数日残っていればうれしいな~笑
使用した調理器具について
STAUB ピコ・ココット ラウンド 24cm
煮込み料理、炒め物、今回のように蒸し料理でも大活躍!
フランス生まれの鋳物ホーロー鍋。
昨年大奮発して購入しましたが、本当にかってよかったです~!
重さはありますが、お手入れも簡単なので日々の料理に使っています。
蒸し器
持っている鍋やフライパンにおいて使える蒸し器です。
サイズ調整が出来てコンパクトに畳めるので収納もしやすく、ひとつ持っていると結構使える便利グッズ!
干し網
使用したのは100円ショップ「Seria」(セリア)で購入した干し網です。
キャンプで使った食器を乾かすのに使っていますが、ブラックでかっこいい!
ただ今回はたくあん用の大根も一緒に干したのですが、重みのあるものだと少し頼りない感じです。
いつもはこちらのタイプのもので干しています↓
入り口も大きく開閉しますし、作りも丈夫!
やっぱりこちらのほうが使いやすいです。
ちょうど家族が魚釣りに持って行ったので、キャンプ用を使いました!
鍋帽子
鍋帽子は、お持ちの鍋を保温調理器具に出来る便利グッズです!
加熱調理した鍋にかぶせておくことで、余熱を利用して保温調理することが出来ます。
加熱時間が短いので光熱費の節約にもなりますし、鍋をずっと火にかけておく必要がないのでキッチンを離れても大丈夫!
煮込み料理って火口を長時間占領しちゃいますが、鍋帽子を使えば一つ空くので、その間に他の料理もできますよ◎
忙しい人や、子どもに呼ばれてキッチンを離れる事が多い人には便利なグッズです!
私が使っているのは、母の手作り鍋帽子です。
数年前の誕生日に本といっしょにプレゼントしてくれました。
鍋の下に敷く鍋座布団には、母オリジナルでカバーを作ってくれています。
しっかり綿が入っている分洗濯が手間なのですが、カバーだけ洗えるのでお手入れも楽ちんです♪
※「鍋帽子®」は公益財団法人全国友の会振興財団の登録商標です。
購入できるのは(公財)全国友の会振興財団のみです。
こちらの本に購入方法が記載されていますが、価格が3200円+送料と少しお高めなんです。
本には鍋帽子の型紙と作り方も書いてあり、直線縫いだけで作れる巾着型鍋帽子の作り方も載っているので作れる人はお気に入りの生地で作ってみてくださいね♪
まとめ
おいしい干し芋を作るポイントは、
- さつまいもを弱火でじっくり蒸すこと!
さつまいもの甘みが増して、おいしい干し芋ができますよ~!
形と硬さはお好みで作ってくださいね。
材料も作り方もシンプルで、美味しくて栄養満点◎
蒸して干すだけの無添加おやつです!
ちなみに、写真に写っているお茶は、有機JAS認定のオーガニックルイボスティーです。
せっかくの手作り無添加おやつには、最高級ルイボス茶葉のお茶をご一緒にいかがですか♪
お茶は毎日飲むものだからこそ、無農薬のもの飲んでいます!
おデブアレンジだけど、オーブントースターで軽く焼いて、バターをのせると絶品…!