こんにちは、しいです!
私は子どもの書く絵日記が大好きです!
私は子どもの書く絵日記が大好きですが、「どうやって書くの?書き方がわからない」と言われるとうまく説明できなくて、そのたびに「絵日記 書き方」と検索していました。
低学年の1年生、2年生のお子さんにとって、考えたことを文章にするのはなかな難しいことです。
ですが親子で一緒に絵日記に取り組むことで、絵日記も楽しくなりますよ!
低学年の子が書く絵や文字って、とてもかわいくて一生懸命丁寧に書こうと頑張る姿、応援したくなります!
こちらの記事では、低学年のお子さんと絵日記を楽しむコツ、実践している絵日記の継続について、絵日記のお手本をご紹介いたします。
絵日記を書く前に、親子でおしゃべりをしよう
いきなり絵日記を書くことは低学年のお子さんには難しいです。
書くことがむずかしくても、子どもはたくさんの豊かなイメージをもってお話しすることができます。
うまく言葉を文字にすることが出来なくても大丈夫。
子どもとお話をして、それを口述筆記してあげましょう!
絵日記を書くためのアドバイス役として一緒に取り組むはずが、「口出し」になってしまっていませんか?
「まずは書いてみよう!」と子供に書かせてみたら、口出しせずにはいられない!なんて事ある人も多いのではないでしょうか。
「まずは子どもにやらせてみて」というのもいいと思いますが、最初から親子で取り組むことで、子どものやる気がぐんと上がりますよ!
【口述筆記】子どもの言葉を書き取る
絵日記のテーマが決まったら、そのことについて親子でおしゃべりをします。
その日の出来事、考えたこと、印象に残ったこと等を子どもに話してもらいお父さんお母さんがメモをとりましょう。
子供から言葉が出てこなければ、お父さんお母さんからこのように質問をしてください。
- いつ
- 誰と
- どこで
- 何をした
- 印象に残ったこと
- どう思った
子どものオリジナル性も大切なので、子どもが言った言葉をきれいな言葉に直したり、簡潔にしてしまわないように気を付けましょう。
メモを見て書くことを決めよう
おしゃべりが終わったら書き取ったメモをみて、絵日記にどこを書くか決めましょう。
最初に絵の部分を選びます。
描く絵が決まれば、文章は絵に合わせて書けばよいので、日記の作文となる部分も選びやすくなります。
「ここも、この事も」とあれもこれも書きたいと欲張りたくなるのですが、書けるスペースは限られているので、子どもと相談しながら選んでくださいね。
絵日記の構成
構成はシンプルに、「はじめ」「なか」「おわり」で作ります。
はじめ
「いつ」「誰と」「どこで」「何をした」の部分
なか
「印象に残ったこと」の部分
おわり
「どう思ったか」感想、気付きなど
ここまで出来たら、選んだところをつなげて、文章にしていきます。
絵日記を書こう
書きたいことも決まり、構成ができたら絵日記を書いていきます!
絵と文章、どちらから書く?
絵日記は絵から書くほうが、その後の文章が書きやすいです。
文章でなにを書いたらよいかわからなくなった時も、絵を見て書けますよ◎
子どもがつまずいたときも、親からもアドバイスがしやすいです。
ただ、絵が苦手な子もいると思うので、そんな時は文章から初めて、それに沿った絵を描けばいいですね。
お子さんのタイプに合わせてあげることが大切です。
絵は見本があってもいい
親としては、子どもオリジナルの絵が見たくなるものですが、描きたい絵を想像しながら書くのは、なかなか難しいのです。
そんな時はスマホで撮っていた写真をお手本にしたり、本やインターネットを参考にするのも一つだと思います。
お手本があっても描けないほど絵が苦手な長男は、私が実際にお手本の絵を書いているところを見て、「そういうふうに書いていくんだ」と苦手なりにコツをつかんできています。
苦手でも、「丁寧に描く」ことが大切と伝えています。上手な絵ではなくても、丁寧に描かれているとその子の頑張りが伝わるでしょう。
【書き方】例文あり
キャンプへ行った時のことを書く場合
【はじめ】いつ、だれと、どこで、なにをした
- 8月3日 土曜日
- 家族みんなで
- 夏休み中にキャンプ行って、泊まった
【なか】なにをした
- 夜はカブトムシ探しをした
- オスとメスつかまえた
【おわり】どう思ったか、感想、気付き
- カブトムシを飼いたい
- 楽しかった、面白かった、嬉しかった
- 探すのが大変だった
8月3日土曜日
家族でキャンプにいきました。
夜にはカブトムシ探しをして、オスとメスどっちも捕まえることが出来ました。
カブトムシを捕まえられて嬉しかったです。
おうちで育てるのがわくわくします。
口述記述したところから書きたいことをピックアップし、文章にしていきます。
【お手本】写真あり
これは長男が1年生の夏休みと冬休みに書いた絵日記です。
学校に提出する家庭学習が始まってから定期的に継続して絵日記を書いてきたので、夏休みから冬休みの間でここまで書けるように成長しました!
まだまだ絵が苦手なので、絵は少し私やお姉ちゃんの書いたお手本を見て書いてますが、「丁寧に描く」ことは意識して出来ていると思います。
絵日記を家庭学習でもやろう
わが家では絵日記を月に2回、家庭学習に取り入れています。
ただのおしゃべりでは詳しく聞けない子どもの話も、絵日記に書くために内容を詳しく話してくれて、聞いていて楽しいです!
絵日記は継続することで文章を書く・組み立てる・まとめる力がつき、絵も上達します。
気持ちの表現が上手になったりと、子どもに国語力を身に着けたい場合に取り組むといいでしょう。
私もこのようにブログで発信することを継続していると、はじめは文章を書くことが本当に難しかったのですが、少しずつ書く力がついてきているのを実感します。
継続は力なり!(まだまだ未熟なのは見逃してください…)
また、家庭学習で取り組むと、先生からもコメントがもらえるので、子どもは喜んでいます。
実はこれが一番のやる気につながっているかもしれません。
絵日記を夏休みや冬休みだけでなく、普段の家庭学習でもとりいれて国語力アップをめざしましょう!
そもそも絵日記の宿題はなんであるの?
絵日記はその日の出来事、観察した事、考えたことを言葉と絵で表現することで、子どもにとって得られる効果はたくさんあります。
絵日記では出来事を思い出し、それを文章と絵で表現します。
そして自分の気持ちも言葉で表す必要があり、「書くこと、表現する事」のトレーニングになります。
低学年のうちは一人で絵日記を書くのが難しいので、お父さんお母さんが一緒に取り組む場合も多いでしょう。
小学校の先生をしている友人は「低学年はまだ書き方もわからないから、夏休みや冬休みの楽しかった思い出をおしえてね。という気持ちで宿題にしてる」と言っていました。
絵日記はメリットがたくさんありますが、低学年のうちは先生やお友達、親子のコミュニケーションツールとしてあると思ってもよいでしょう。
まとめ
絵日記は慣れるまでが大変ですよね。
- 面倒くさい
- むずかしい
- できない
このように感じてしまう子も多いですが、工夫次第では「たのしい」に変えられます。
「絵日記はたのしいもの」にするためには、お父さんお母さんの関わり方もポイントになってくるでしょう。
「口だし」するのではなく、一緒におしゃべりをして、子どもの苦手な部分を手伝ってあげられるアドバイス役になってあげてくださいね。
くれぐれも、「こうしたほうがいいって言ってるでしょ!そうしないならもう教えない!」なんて言わないでください!
お子さんが一生懸命書いた絵日記のいいところをたくさん褒めてあげましょう。
「どんどん上手になっていくね~」
「あなたの書く絵日記大好きだよ~」
このように言われて嬉しくない子はいませんよ。
子どもの絵日記を手伝うのはなかなか時間もかかってしまうものですが、子どもが書いた絵日記は大切な思い出の品です。
ぜひ親子で楽しみながら取り組んでくださいね!
絵日記が好きになることを願っています。
最後までご覧いただきありがとうございました。
わが家には小学生が2人いますが、絵が得意な長女は必ず絵から描きます。
絵も作文も苦手な長男(現在小1)は絵日記にすごく苦戦。口述筆記→作文→絵の順で書くことを繰り返して、一人でも絵日記が書けるようになってきました。長男の場合は口述筆記があると作文も書きやすく、作文の内容から絵を想像して書くほうが向いているようです。