子どもが本に興味を持ってくれない…。
読み聞かせもあまりしてなかったから…。
本を読まない子になってしまった。
そんなお悩みはありませんか?
- 子どもに本を読む子になってほしい
小学生になってからあることを続けたことで、子どもがすすんで本を読む、読書大好きっ子になってくれました!
- 父→常にスマホで漫画、YouTube
- 母(私)→娘の影響で、図書館大好き
- 娘小3→本が大好き。暇さえあれば読書。息抜きは読書。
- 息子小1→運動神経抜群。文字を読むことが苦手。
- 娘3歳→姉兄が本を読むのがすごく嫌。遊んでほしい。
こんな我が家でなぜ子供が本を読むようになったのか、実践してきたことを紹介いたします!
本を好きになるための3つのこと

- 図書館へ通う
- 読む本の口出しはしない
- ノーテレビタイムを作る
これら3つは、長女が小学生になってから行ったものです。
本を読まない、字を書くのが嫌い、国語が一番に苦手という長女をどうにかしなくてはと、読み聞かせをしてこなかった罪悪感から図書館へ通うようになりました。
1.図書館へ通う
図書館に通うことを習慣化。
図書館で本を選ぶ事で、想像力が養われるというメリットもあります。
本は子どもに好きなように本を選んでもらってくださいね。
最初は適当に近くの本を手に取ったり、興味のあるものだけを選んだりするかもしれません。
しかし何度も通っているうちに、表紙の絵を見て「どんな内容かな?」と本を開いて見るようになります。
今度は表紙が見えてなくても、タイトルに興味が出てきます。
手に取って表紙の雰囲気が気に入れば、本を開いてを見ます。
気付くと図書館の椅子に座って、本を読むようになります。
何度も図書館に通う事で、本への興味が出てきます。

我が家は2週間おきに通っています!
子どもがすすんで本を読むようになるまで半年くらいはかかりました!
図書館に通うのって大変?
「図書館に連れて行って偉いね」
「すごいね~」
「大変じゃない?」
と言われることがあります。
でも、毎週習い事などで送迎されている人に比べると、曜日も時間も決まっていなくて自由度が高いので大変じゃないですよ!
読む本の口出しはしない
選ぶ本は子どもの自由です!
その本はタイトルと表紙を見て興味を持った本かもしれないのです。
文字が少なすぎる絵本や、全部が漫画だったとしても口出しはしないでくださいね。
大人だって選んだ本について何か言われると、センスを否定されているようで嫌ですよね。
たまにアドバイスをしてあげるのも必要!
例えば・・・長女は学習マンガが大好きなのですが、日本の話は選ばず、世界の伝記や偉人シリーズしか選んでいなかったのです。
世界の伝記・偉人シリーズは、タイトルはカタカナが多くて、表紙も華やか。
それに比べ日本の伝記・偉人シリーズは、タイトルが漢字ばかり、表紙もお堅く感じたりちょっと昔風な絵。

なんで世界のシリーズばかり借りるの?

いーの!すきなの!

これ、ドラえもん書いた人だよ。

えっ!!借りる!
タイトル「藤子・F・不二雄」
このタイトルではなかなか手にしなかったようです。
ドラえもんの作者「藤子・F・不二雄」をきっかけに、日本の偉人シリーズも読むようになりました!
子どもの好みがわかってきたら、好みのジャンルから近いものを「こんな本もあるんだよ~」とアドバイスしてあげられると、読む本の幅が広がります。
漫画を禁止にしているご家庭や学校もあると思いますが、
(子どもの学校は読書時間の漫画は禁止)
うちの子は漫画をきっかけにいろいろな本を読むようになったので、子どもが漫画を読みたがればお家では自由にしてあげるのがよいと思っています◎
ノーテレビタイムを作る
テレビを見ない〈つけない〉時間を作りましょう。
テレビ、ビデオ、インターネット等の様々な情報メディアの発達・普及や子どもの生活環境の変化、さらには、幼児期からの読書習慣の未形成などにより、子どもの「読書離れ」が指摘されています。
出典:文部科学省 子どもの読書活動推進の取組~子どもの読書活動の推進について~
文部科学省のホームページにも上記の記載があります。
現在はテレビやゲーム、スマホが娯楽となり、情報はインターネットで簡単に手に入れることが出来ます。
どんなに図書館通いをしても、本を読める時間をつくらなければ、読み始めることはなかなか難しいです。
わが家では、本を読む時間はこのように作っています。
休日、放課後はデジタル機器に関するルールを決めています。
- テレビ、ゲーム、インターネットは時間を守る
- テレビのつけっぱなしはしない
この二つを守ることで、子どもは退屈な時間ができます。

お母さん、ひまー

なんかしたら?図書館の本は?

・・・。
(本を開いてみる)
本に興味を持ちだすまでは、全く読まずに図書館に返却ということもありました。
半年くらいはまともに読んでいなかったと思います。
しかしこの暇な時間を作り、いつでも読む本がある環境を作ることで、子どもが自ら進んで読書するようになったのです!
- 平日のテレビ、テレビゲームは一人30分
※テレビはリビングなので兄弟3人で30分 - 一人でするゲームは一人30分
- 休日は、午前と午後OK
テレビを見る場合は、3人の意見が一致しないと見れないようになっています。
なるべくみんなの意見が平等になるように3人で話し合いをしていますよ◎
習い事などで忙しくて暇な時間がない子もいるかもしれませんが、それでは忙しすぎて読書をする余裕はありませんよね…。
読書はストレス解消にもなるので、子どもに「暇だなー」と思える時間を作ってあげてくださいね!
そもそも、なぜ子どもに読書が必要?

文部科学省のホームページに以下の記載があります。
読書活動は、子どもが、言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていく上で欠くことのできないものです。
出典:文部科学省 子どもの読書活動推進の取組~子どもの読書活動の推進について~
「人生をより深く生きる力」が読書をすることにより、身につく!
「本を読むことはいい事」と誰もが認識していて、読書に関して否定的な認識をしている人ってあまりいませんよね。
明確な理由がなくても子どもには読書をしてほしいって願っている親は多いと思います。
下記も文部科学省のホームページより。
第六条・父母その他の保護者は、子どもの読書活動の機会の充実及び読書活動の習慣化に積極的な役割を果たすものとする。
出典:文部科学省 子どもの読書活動の推進に関する法律
自分自身が子どもの頃に「本を読みなさい」と言われ、親になれば「読み聞かせをしてあげよう」と言われるのにも、子どもが本を読むように親としての役割を果たさなきゃならなかったからなのです。
子どもが読書に興味をもてるように、お父さんお母さんも一緒に本を読めるといいですね!
【お手本になる】親も読書を習慣化しよう

子どもに読書をしてほしければ、親も読書をしましょう。
お母さんお父さんが本を読んでいる姿をみていると、子どもも同じことをしてみたくなるはず。
気付けばスマホやタブレットを眺めている時間が長くなり、本を読むことがほとんどなくなっていませんか?
私は図書館通いをきっかけに本を読むようになりました。
若い頃は小説を好んで読んでいましたが、久しぶりにたくさんの本を読んでみたら嗜好がかわっていていたことに気づけました。
興味のあるジャンルの本はスラスラ読むことが出来るんですよね。
無料で借りられるからこそ今まで読まなかったジャンルも気軽に読むことが出来るのが、図書館のいいところですね!
読書習慣がないお父さんお母さんも、図書館で興味のあるジャンルの本を手に取ってみてくださいね。
スキマ時間についスマホを見てしまう方には、ぜひこちらの1冊をおすすめいたします。
子育て世代の方にはぜひ一度読んでもらいたい…!
親だけではなくて、兄弟もお手本になる
お手本になるのは親だけではなく、兄弟間にも有効な方法です。
長女はすっかり読書大好きっ子になっています。
長男は図書館に行くのもしぶるくらい本が苦手だったのですが、お姉ちゃんが読んでいる漫画に興味を持ちだしたのです。
それまでは大好きな昆虫の図鑑を眺めているだけだったのですが(暇だから)、今ではすすんで本を読むことが増えています。
最近では3歳の次女まで絵本を読むようになりました!
まだ字は読めないのですが、読み聞かせているうちに子供は覚えますよね!
ありがたいことに、私だけでなくお姉ちゃん・お兄ちゃんが次女に読み聞かせをしてくれています!
やっぱり身近で本を読む人がいると、興味をもち始めますよね!
これが子どもの読書習慣につながりました。
読む力にあった本を見つけよう

子どもの読む力によって、楽しめる本は変わってきます。
なので焦らずゆっくりで大丈夫です。
読む力がついてきたら、幅広いジャンルに興味を持つようになりますよ。
毎日読書していても、読む力には個人差があるので子どもに合った本をぜひ見つけてあげてくださいね!
本を読むことは楽しいこと
本を読むことは楽しいことです!
その事をお子さんに気付かせてあげられる手助けをしてあげられると、読書が大好きになるでしょう!
親子で同じ本を読むのもたのしいですよ!
今娘と一緒に読んでいるのはこちら▼
図書館では人気でなかなか借りられないので続きが気になる~!
小説・アニメ・実写映画化もされています!

銀の匙は食育にもなる漫画で私も娘も大好きなので、購入を検討中◎
漫画が読み終わったらアニメ・映画も見たいと思っています~!
みなさんも本を読むことを親子でたのしんでくださいね!
親子で、お互いの為に読書を義務にしないで楽しみましょう!